黄砂&花粉シーズン到来!車を傷めない正しい洗車方法とは?

春の訪れとともに飛んでくるのが【黄砂】【花粉】。小さな粒が車に付着すると汚れが目立ったり傷が付いたりします。

黒い車はすごい汚れが目立つ時期だね

飛散シーズンは洗ってもすぐ汚れでしまうよね
黄砂や花粉を洗い流すために間違った洗車をしてしまうと、「ボディーに傷がついたり」「シミが残った」など
それでは順に解説していきます。
1. 黄砂&花粉が車に与える影響
まず、黄砂と花粉が車にどんな影響を与えるのかを知っておきましょう。
1ー1. 黄砂の悪影響

1. 砂粒がこすれるためボディに細かい傷がつく
2. 黄砂に含まれる化学物質や汚染物質が塗装に浸透し、変色やシミを引き起こす
3. 微細な粒子がエンジンのエアフィルターをつまらせることがある
1-2. 花粉の悪影響

1. 付着した花粉は濡れることで粘着性が出て塗装面に強く付着する
2. フロントガラスにこびりつき視界が悪化する
3. アレルギー体質は運転に支障が出る
放置すると車に大きなダメージを与えるため、正しい方法でこまめに洗車することが重要です。
2. 車を傷めない洗車方法
2ー1. まずはたっぷりの水で汚れを流す

出典:ケルヒャー 高圧洗浄機 K 3 サイレント プラス 東日本用 / 西日本用
黄砂や花粉を無理にこすると傷の原因になるため、十分な水で流す必要があります。理想としてはケルヒャーなどの高圧洗浄機を使用しましょう。
無ければ水道ホースの先を指で摘んで、水を細くして飛ばしましょう。

ケルヒャーを買うときは【東日本の50HZ】と【西日本の60HZ】があるから注意が必要
2ー2. 洗剤は中性洗剤
カーシャンプーを選ぶときの基準として、まずは【中性洗剤】を選びましょう。
アルカリ性をオススメする人もいますが、洗浄効果が強力で扱いにくいので万人向けとは言えません。

会社でも使っている商品がこれだよ!
2ー3. 洗車グローブを使おう
中性のカーシャンプーを使って、柔らかい毛で作られた洗車グローブでやさしく洗いましょう。泡をたくさん作って泡で洗うようにするのがポイントです。
洗剤と水をバケツ内である程度泡立たせて洗車グローブを入れてることで細かい泡作られます。
泡が立ちやすいスポンジもありますが、押し付けて洗ってしまうことがあり傷の原因になるのでオススメしません。

洗車グローブを選ぶときは【ムートン】と書いてあれば8割大丈夫!僕はAmazonで800円で買ったよ!
2-4. すすぎ、拭き上げ
カーシャンプーで汚れを落としたら、乾く前にたくさんの水で泡を流しましょう。
流したあと放置すると水跡が残るので素早く拭き取りましょう。
拭き上げるときはマイクロファイバークロスがオススメです。柔らかい細かい毛が吸水を助け、毛と毛に隙間があることで砂や花粉が入ってもボディーを直接傷つけにくくなっています。
通常のタオル生地では吸水性が低く繊維も硬いので傷がついてしまいます。またセーム革は柔らかく吸水性が高いもののボディーに密着してしてしまうので仮に砂が入ってしまうと傷が付く原因になってしまいます。

エアブローを使って隙間の水まで飛ばすことでもっときれいな仕上がりにつながるよ!
2ー5. ワックスやコーティングで保護する
最後に、ワックスやコーティング剤を塗ると、黄砂や花粉が付着しにくくなり、次回の洗車が楽になります。
※飛散シーズン中にワックスやコーティング剤を塗る時は、黄砂や花粉が付いて傷が付く恐れがあるので必ず施工する必要はありません。

ワックスとコーティング剤の違いって?

ワックスはボディーに塗り込む、コーティング剤は吹きかけるイメージかな。実はコーティング剤の方が施工が楽で、効果が長持ちするんだ!
僕も使っているコーティング剤はこちら。濡れたままスプレーをして拭き上げるだけなので簡単施工でおすすめ!
3. 理想の対策を伝授
地域にもよりますが2月〜3月頃から黄砂が飛散始まり、続いて花粉も飛散します。飛散シーズン中は洗ってもまた次の日には車に付着してしまうでしょう。
なので黄砂や花粉対策として、1〜2月のうちに車のコーティングをオススメです。
4. コーティング剤の中でも【高撥水】がおすすめ

コーティング剤には【撥水】【滑水】【親水】の3種類あります。
それぞれの特徴は
撥水 | 滑水 | 親水 | |
---|---|---|---|
水の流れ方 | コロコロ弾く | サーッと流れる | ベタッと広がる |
水滴の残りやすさ | 残りやすい | 少し残るが流れやすい | 残りにくい |
ウォータースポット | できやすい | できにくい | ほぼできない |
汚れの落ちやすさ | 普通 | 落ちやすい | かなり落ちやすい |
見た目のツヤ | 高い | ほどよい | 自然なツヤ |
水をかけるだけで黄砂や花粉が落ちやすく、ウォータースポットが出来づらいのは【親水】です。【親水】のコーティング剤で施工すると洗車は楽になります。

あれ?さっき紹介したコーティング剤は【撥水】だったじゃん?なんでおすすめしたの?
先ほど紹介したコーティング剤(ゼロプレミアム)は撥水の中の上位の【高撥水】。【親水】に比べて耐久性が強く、防汚性能も高いのでおすすめしています。
また【艶・光沢】を出したい黒・赤色の車には使ってください^^

整備界隈では【親水】か【撥水】で好みが分かれるね。
僕はこまめに洗車するのが嫌だから【高撥水】【高耐久】のゼロプレミアムを使っているよ!
5. まとめ
黄砂と花粉が車に付着した状態を放置すると塗装面を変色させたりシミがつきます。
また飛散シーズンは走行するだけで車には細かい傷が付いてしまうので、汚れ防止と傷防止のために飛散シーズン前にコーティング剤で対策が必要です。
洗車時のポイント
しかしながら、飛散シーズンはコーティング中にも黄砂や花粉は飛んできて傷の原因になるので、僕としては必要にやらなくてもいいと思っています。
もし気になるのであれば飛散シーズン前にコーティングをして対策をしましょう。
飛散シーズンは2ヶ月ほど続きますが対策を知ることで車を綺麗に保つことが出来ます。ぜひ実践してみてください^^
それでは素敵なカーライフを。最後の選択肢も残しておきます^^

洗車すら嫌だったらどうすれば?

ガソスタの洗車機があるじゃないか!今は500円から洗ってくれるし、コーティングのオプションもあるよ!

500円かかるの?それも嫌なら?

汚れが目立たない【白・シルバー】色の車を買うしかないかな!
🌿 黄砂&花粉は、放置すると塗装やエンジンに悪影響を与える!
🚿 洗車時は「水で流す→カーシャンプー→拭き上げ→コーティング」の流れが重要!
💨 黄砂&花粉の時期は週1回の洗車が理想!雨の後は特に注意!
春のシーズンを快適に過ごすために、正しい洗車方法で愛車を守りましょう!