ノウハウ

ブースターケーブルの正しい手順を知ってる?間違えるとチェックランプがつくよ

shiningarrow3725@gmail.com

ロードサービスのトラブルの中で寒くなると増えるのが自動車のバッテリーあがり。

バッテリーの中では化学反応が起きることによって発生するのが電気ですが、寒くなると化学反応が鈍くなって電気が作られなくなることでバッテリーあがりに繋がります。

特に古くなってきたバッテリーは上がりやすくなります。

今の車は電気を使う箇所が多いのでなおさらバッテリーにはシビアにならないといけません。

てつじ
てつじ

バッテリーの調子が悪いとセンサーに異常な電波を送ってしまってチェックランプが入るときがあるから1年点検や車検で見てもらおう。

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では、もしバッテリーが上がってしまったらどうしますか?

選択肢は3つ

1. バッテリージャンピングをする。
2. 新しいバッテリーを買って現場で交換する。
3. ロードサービスで搬送してもらう。

2は工具も必要だし交換する知識も必要になります。

3のの搬送は、依頼して到着まで1〜2時間かかるときがあります。
予約をすれば時間通り到着しますが、朝の出勤で急なバッテリーあがりでは対応出来ませんよね。

そうなるとバッテリージャンピングですよね^^

タイオン
タイオン

無理やりバッテリージャンピングに話をもっていってないか〜?

てつじ
てつじ

まぁまぁ大事なことだから読んでって^^

バッテリージャンピングって言葉に馴染みはないと思いますが、ジャンピングとは「飛躍する」「跳ねる」という意味の “jump” から派生しています。

電気が一方のバッテリーから他方へ「飛び移る」というイメージを表現しています。

親世代になると自分でジャンピングする人もいますが、間違った方法で作業をした結果失敗しているのを見たことがあります

今回は「プライベートでバッテリーが上がってしまった」を前提に、

バッテリージャンピングに必要な道具と作業手順をお伝えします。

作業を行う車に合わせたブースターケーブルが必要

まずバッテリージャンピングに必要なのがブースターケーブル

ブースターケーブルとは?

車のバッテリーが上がってエンジンがかからなくなったときに、別の車や電源から電気をもらってエンジンを始動させるためのケーブルです。

2本のケーブルがセットになっていて、赤色はプラス端子、黒色はマイナス端子につなげます。

ただブースターケーブルならなんでも大丈夫ではなくて、車に合わせたブースターケーブルが必要になります。

大事なのはケーブルの太さ=流せる電気の量です。

売られているブースターケーブルはそれぞれ太さが違っていて、軽自動車までの太さやトラック対応する太さと色々あります。

タイオン
タイオン

軽自動車に乗っているから軽自動車用を買えばいいのか?

てつじ
てつじ

軽自動車同士のジャンピングなら正解だけど、乗用車用でも使えるし値段もそこまで変わらないから大きいのを買っても良いかもね

他にもブースターケーブルを買う時の基準を示すなら

check!

・余裕持って5mの長さがあると、前向き駐車のときに対応できる。
・仕事で使うなら24V対応でプライベート用なら12Vまでで大丈夫。
・ハイブリッド車の救援端子に対応した先端部が細いクリップがベスト。

特に「ハイブリッド車の救援端子に対応した先端部が細いクリップ」は特に重要だと思います。

通常のクリップは大きすぎてハイブリッド車の救援端子を正しく噛むことが出来ません。

今後ハイブリット車が主流になる将来に備えて買っててもいいでしょう。

ブースターケーブルのつなぎ方には順番がある

ブースターケーブルを2つのバッテリーにつなぐ際は順番があります。

「上がってしまったバッテリーに大きい電流を流すと火花が出る」

この言葉を頭に入れて解説を見てもらえれば理屈が分かりやすいと思います。

正しいジャンピングの手順

1.両車の電源オフの状態
2.ケーブルのプラスクリップ(赤)を両車につなぐ(順不同)
3.ケーブルのマイナスクリップ(黒)を不動車→救護車の順番につなぐ
※順番を逆につなぐと火花がでる恐れ有り
4.救護車のエンジンを掛ける。(救護車のエアコン、オーディオ止める)
5.救護車のアクセルを軽く踏んで2000~3000回転をキープ(10分程度)
6.不動車のエンジンを掛ける。

とにかくケーブルのマイナスクリップ(黒)の順番さえ間違えなければ火花が出にくくなります。

てつじ
てつじ

必ず火花が出ないわけじゃないよ!
乾燥しているとかバッテリーの状態で出ることはあるけど、確率を下げる方法ってことで覚えといて!

また理想としては2人で作業をおすすめします。

一人は救護車でアクセルを踏んで、もう一人は不動車のエンジンを掛ける役割。

これは救護車のバッテリーあがりを防ぐためにあります。

救護車の状態によりますが、ジャンピングをすると電力を不動車に持っていかれて救護車もバッテリーが上がってしまうときがあります。

エアコンやオーディオを止めるのもこれを防ぐためです。

そのため一人で作業する場合はケーブルを接続したあと、アクセルを踏んで10分程度不動車に電力を流す必要があります。

なぜ火花を出さないようにするのか?対策方法もあるよ

火花=電圧の急な変動が起きた

センサーやECU(コンピューター)は電圧の変化に敏感なので、火花が出ることでECUが異常と検知してチェックランプを点灯させます。

国産車より外車車のほうがチェックランプが付きやすいので注意です。

どうしても火花を出したくない時は別な対策方法もあります。

これは電子回路を保護するために使う道具で、ジャンピングの他に車の修理で溶接をする際にも役に立ちます。

少し高価ですが、チェックランプを削除したりセンサーやECUなどの交換よりは安上がりです。

またバッテリーケーブルを使用しないジャンピングの方法として、ジャンプスターターを使うのも一つの考えです。

ロードサービスのジャンピング作業のときに使っていますが、こちらの最大の利点は電源を切れるところです。

この商品を使う前はバッテリーに繋ぐと自動で電源が入ってしまったり、常に電気が流れていたりと火花を出すことが多々有りました。

またいくら長押ししても電源が入らなかったり、操作が複雑なものばかりでした。

しかしこの商品は電源がわかりやすく横にスライドするだけで電源が入るので、バッテリーに繋げたあとにスライドすれば火花が出ることは有りません。

また12Vから24Vに切り替えもスライドひとつ。(真ん中のスライド)

大型トラックもこの商品で行けました。

ただプライベートでは高価すぎるので仕事用にお求めください^^

最後に

バッテリーあがりは急に来るので解決策を準備しておくことは大事なことで。

自宅ならまだしも出かけ先でバッテリーが上がってしまってロードサービスが来るまで2〜3時間となると、冬だったら凍えてしまいますよね。

なので私は車の中にブースターケーブルを常備しています。もちろん太いやつ^^

自動車保険会社にもよりますが、バッテリーあがりでロードサービスを呼んだ場合。

初回は無料ですが、2回目以降は有料になる保険会社があります。(1年で回復)

大体3000〜7000円の間になると思います。(夜間手当は別)

もし思い当たることもなくてバッテリーが上がってしまった場合は、確実にバッテリーの寿命です。

なのでロードサービスを一回使ってしまったなら、2回目の有料部分を考えると新しいバッテリーを買ったほうがオトクな場合もあります。

私は「東日本大震災」を経験して、バッテリー上がりが多いことに気が付きました。

もちろんブースターケーブルを持っていないこともありますが、、買っていても使い方が分からないって方も少なからずいました。

バッテリー上がりと震災は急に来ますので、ケーブルと予備知識の準備を忘れずにお願いします。

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