ノウハウ

常に交通事故を頭に入れて車に道具を積んでおこう

shiningarrow3725@gmail.com

冬のある日、出先で交通事故を起こして警察官と実況見分することになった運転手は薄着だったためブルブル震えていました。

ある梅雨の時期の交通事故ではびしょ濡れになった運転手。

夏、炎天下の中でびしょ濡れになりながら実況見分をしていた運転手もいました。

これらのことは事故を起こさないor事故に巻き込まれないって思っているから起こることで、いつ自分が加害者or被害者になるかわかりません。

今回の記事は僕が交通事故現場で見てきて「車に積んで置くと助かるもの」をピックアップします。

車検証と自賠責の証書

交通事故に合った時に必要な書類があります。

それは「車検証」と「自賠責の証書」です!

タイオン
タイオン

それはわかっとる!車検証と自賠責はずっと車にいれてるし!

てつじ
てつじ

それがね、意外と入れていない人がいるんだよ!

最近車検証は小さくなって、勘違いして家に保管する人もちらほらいるのよ^^;

出典:国土交通省

従来の車検証がA4サイズに対し、電子車検証はA6サイズ相当の厚紙にICタグを貼付したものになりました。

出典:国土交通省

(A)には車両情報だけが記載してあり、個人情報の記載はありません。
(B)にはICチップが入っており、汎用のICカードリーダーや読み取り機能付きスマートフォンで参照可能です。
(C)二次元コードが記載されていて、専用のアプリで読み取るとリコール履歴などを参照出来ます。

車検証が入ってないと警察官からは印象は悪くて、「盗難車」「車検切れ」など疑われるのでしっかり入れておきましょう。

てつじ
てつじ

事故の後にも車検証と自賠責は使うよ!

事故後に保険会社や自動車修理工場で車検証自賠責の証書が必要になる

事故の実況見分が終わると、破損の大きさにもよりますが自動車整備工場に運びます。

交通事故で相手がいる場合は各保険会社は加害者の車と被害者の車の見積もりを取るのですがその時に車検証と自賠責の証書を求めてきます。

もし車に2つの書類が入っていないと書類の郵送か、FAXにて送らないといけないので大分時間がかかってしまいます。

また車両保険で車を治す場合も保険会社が見積もりを取ったり、自動車整備工場が部品を注文するのに車検証が必要になります。

てつじ
てつじ

同じ名前の車でもグレードで部品が変わったり、最初と最後に作られた車では部品が変わってたりするから必要なんだよ。

他にも常に車に入れておくと助かるもの

紙とペン

相手の情報や自分の情報を書くためにあるとスムーズになる。理想は濡れても破けない紙と濡れた紙にもかけるペンです。

携帯電話orスマートフォン

交通事故を起こした時、救急車や警察署に連絡するときに使います。出来ればスマートフォンをおすすめします。地図アプリがあると現場の位置を把握しやすいからです。

自動車保険の証書

保険会社に連絡すると今後の流れを教えてくれたり、ロードサービスを呼んでくれる。もちろんコピーでもいいしスマホで写真を撮るのでもOK。
また最近ではドライブレコーダーで緊急連絡出来ますが、使っている電波の質が悪い場合もあるのでスマホ優先をおすすめします。

ティッシュかハンカチ

交通事故を起こすと大半怪我をするので傷口を押さえたりするために。

発煙筒や懐中電灯

見通しの悪い道路で後続車に知らせるために使います。特に夜はスピードを出す人も多くて二次事故が起きやすいです。ハザードもお忘れなく。

現金(1万円)

現場から離れる時タクシーを使いますが、地方ではキャッシュレスのタクシーは少ないので現金があると安心します。

モバイルバッテリー

警察署や救急車、保険会社に電話しているとバッテリーの消費が激しいのでスマートフォンを最低でも一回満充電できるモバイルバッテリーを持っておきましょう。
またバッテリーとケーブルが一体型だとどちらかの紛失を避けられます。

荷物を入れるリュックや大袋

リュックや大袋があると車から離れる時に必要な荷物を入れることが出来るので今後の移動が楽になります。折りたたみのカゴも場所を取らないのでトランクに置いておくと良いですよ。

暑い時に必要なもの

日傘・タオル(必要数)

実況見分中は外に出ることになるので日傘やタオルがあると熱中症を避けられます。また梅雨の時期にも活躍します。

雨かっぱ 

傘でも雨を防げますが、高速道路の路肩で傘をさすと飛んでいく恐れがあるので雨かっぱのほうが使い勝手がいいです。

虫除けスプレー

山の中で立っているとアブや蚊が寄ってくるので子供でも使える虫除けスプレーを入れておきましょう。

ハンディーファン

こちらも熱中症を防ぐために必要。

パンチクール

袋状の商品で袋の上からパンチ(衝撃)を与えることで瞬間凍結(-4℃)するので熱中症や事故で怪我した時にも使える。

人数分の飲み物

街中では必要ないと思いますが、地方や山の中に行くなら人数分の飲み物を確保しておきましょう。

寒い時に必要なもの

アウター・防寒具

雪が降っていても実況見分は行います。その時に防寒具がないと風邪を引いてしまいます。僕はガクブルしている運転手を何人も見ています。

カイロ

カイロがあると暖を取れます。また貼るカイロを腰とヘソの下に貼ると全身温まります。

日傘でもいいのですが、雪が体に積もることを防いでくれるので寒さも和らぎます。

エマージェンシーシート・布団

防寒具でも良いじゃんって思いますが。冬にエンジントラブルで暖房が出てこなくて車内で震えている子供を見たことあるので、布団か荷物にならないエマージェンシーシートがあると安心します。

まとめ

これらのアイテムは僕が現場で見てきて必要だと思ったものです。

交通事故では警察を呼んで事故処理をしてもらうので最低限の「紙とペン」は貸してもらえますし、交通整理もしてくれるので比較的安全です。

ただ故障の場合はどうでしょう?

車の故障の場合、道を塞いでいたり煙とか出ていない限り警察官の優先順位は低くなります。

夏でも冬でもエンジンが止まってしまうと冷房も暖房も出てこないので心身に悪影響を及ぼします。

また高速道路で故障した場合は後続車からの追突があるので、路肩に出ていないといけません。

レッカー要請から1〜2時間はかかる事があるので、それに対応した準備もしておきましょう。

必要なアイテムを揃えることで安心もしますし、もしものときには家族や友人を助けることが出来ます。

ぜひ参考にしてください。

それでは素敵なカーライフを^^

てつじ
てつじ

ロードサービスも大雪が降ると忙しくなって平均待ち時間が5時間ってこともあるから準備って大事だよ^^

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