ユーザー車検は通ったけどその後が危険!よくある故障と対策
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ユーザー車検の最大の利点は車検費用が安くすむことですが、気を付けないと事故につながるポイントがあります。
それはロアアームボールジョイントブーツです。
ロアボールジョイントは、車のタイヤを支えるサスペンションという部分に使われている部品です。
この部品はスムーズにタイヤを曲がったり動いたりする役割があります。
ボールジョイント部分に異常が出てくると、ハンドル操作をするとき車から変な音がします。
最終的には下記の画像の用にロアアームからボールジョイントが抜けてしまいます。
仕組みとしてはゴムで作られたブーツに穴が入ることで隙間から水が入り、ボールジョイントがサビる。
サビたことでロアアームとジョイントブーツに隙間が出来てしまい最終的に抜けてしまいます。
ユーザー車検は亀裂(ヒビ)程度では車検は通ってしまいます。
ボールジョイントが削れてくると走行中に「カタカタ」「コトコト」と音がしますがその音を的確に当てることは難しいので、オススメの点検方法はタイヤを浮かして揺らすことで的確に異常を確認することが出来ます。
もし亀裂が入っていたらブーツの交換はもちろん、手でボールジョイントを握り動きが軽かったりスカスカしてたらロアアームごと交換してください。
ボールジョイント関連の事故ではフロントフェンダーもぶつかってしまい大きな損害につながります。
ロードサービスから「タイヤが斜めになって動けません」って連絡が来ると大体これが原因。