テレビが視聴出来るナビはNHK料金の支払い義務が発生?
自宅にテレビがある場合、NHK受信料が発生します。
これは放送法第64条に基づき「NHKの放送を受信できる受信設備を設置した者」に受信料の支払い義務が生じるためです。
自動車のカーナビも同じ扱いで、地上デジタル放送やBS放送の受信機能が付いている場合、NHK受信料の支払い義務が発生することがあります。
よく勘違いしますが、自宅の受信設備はテレビであってアンテナではない。
また車はナビが受信機能になるのでフロントガラスに貼ってあるフィルムアンテナを剥を剥がしただけでは受信料が発生します。
これらのことは放送法の要件に基づいているので、無視することは難しいでしょう。
料金に関してはこんな感じ
地上契約
支払い方法 | 口座振替/クレジットカード | 継続振込・窓口支払い |
---|---|---|
1ヶ月払い | 約1,225円(税込) | 約1,275円(税込) |
半年払い(6ヶ月) | 約7,150円(税込) | 約7,545円(税込) |
年払い(12ヶ月) | 約13,650円(税込) | 約14,245円(税込) |
衛星契約(BS)
支払い方法 | 口座振替/クレジットカード | 継続振込・窓口支払い |
---|---|---|
1ヶ月払い | 約2,170円(税込) | 約2,245円(税込) |
半年払い(6ヶ月) | 約12,360円(税込) | 約12,905円(税込) |
年払い(12ヶ月) | 約24,185円(税込) | 約25,320円(税込) |
支払い義務だから払うけども、前より値段が安くなったとはいえ僕はやっぱ高く感じるな
今回の記事は、NHK受信料が発生する場合の対策について解説します。
テレビ機能付きカーナビを付けていると受信料が発生する
NHK受信料は「地上放送や放送観出の機能を有する受信機能が設置されている場合」に発生します。
簡単にいうと「テレビが見れるカーナビが付いていたら受信料が発生」ということ。
カーナビが付いていない車はほとんど見なくなったね。
ただ義務だよ〜って言われると少し嫌な気持ちになるよね!
もちろん対策はあるから出来る所からやってみよう!
対策をしてNHK受信料を免れよう!
自動車のカーナビでNHK受信料が発生してしまう場合の対策について、以下に見ていきます。
1. カーナビの受信機能を無効化する
カーナビでテレビを見るためには、
・ナビ本体
・B-CAS(最近は内蔵式になっているので取り外しは出来ません)
・アンテナケーブル
・フィルムアンテナ
確実なのはカーナビを外すことですか、ナビ機能は使いたいですよね^^;
放送法に従うならアンテナケーブルとフィルムアンテナを脱着することでNHK受信料を無効出来ます。
アンテナケーブルはナビとフィルムアンテナをつなげていますが、ナビの後ろのコネクターから外さないと駄目です。
フィルムアンテナはフロントガラスの上部に貼られていることが多いですか、手で簡単に剥がすことが出来ます。残ったのりはアルコールティッシュで拭くと取れます。
2. 家庭用のNHK受信料を払っていると車用の受信料は免除される
自宅のテレビとNHK受信料を契約している場合、すでに支払い中の受信料にカーナビを含ませることが出来ます。
NHKに連絡して、車両のカーナビが家庭用の契約に含まれていることを報告することで、受信料の重複を防ぐことが出来ます。
もちろん複数台所持していても自宅用の受信料分に含まれます。
連絡した時、車検証の住所を郵送で求められるかもしれませんでコピーをしておきましょう。
3. カーナビを外してディスプレイオーディオを付ける
出典:carrozzeria
ディスプレイオーディオとは、スマートフォンと連携することを前提に設計されたシステムです。
なのでカーナビのようなナビ機能やテレビ機能は付いていません。
Apple CarPlayやAndroid Autoなどの機能を介して、スマートフォンのアプリ(地図、音楽、電話)をディスプレイ上で操作できます。
もちろんYouTubeやAmazonプライムなども視聴出来るので、テレビの代わりに移動中の時間を大事に使うことが出来ます。
近年の車は純正ディスプレイオーディオがついてて、追加料金でチューナーを付けることが出来るよ。もちろんチューナーを付けたらNHK受信料が発生するからね^^
4. コストを下げるならスマホをカーナビの代用に
受信料払いたくない!
ナビ機能ほしい!
ただコストをかけたくない!
この場合出来ることは、スマホのナビアプリを代わりに使うこと。
ただこれは一番理にかなっていると思ってて、カーナビは地図情報が古くなって有料の更新をしないと地図の新しい道に対応出来ませんが、スマホのナビアプリを無料アップデートすることで常に最新の地図を見ることが出来ます。
僕もロードサービスで現場に向かう時スマホを使うことが多いよ。カーナビは付いているんだけどね^^;
もちろん手に持つのは違反になるので、スマホホルダーを活用しましょう。
まとめ
車両に取り付けられたカーナビによるNHK受信料は多くのドライバーにとって悩みの種ですが、自分にあった適切な対策を講じることで負担を減らすことが出来ます。
近代の車両はエアコンやドライバーズアシスト機能を操作するのもカーナビで操作する必要があり、これは車両とカーナビ一体型になっていることを表しています。
なのでカーナビを外すことは出来ません。
しかしチューナーはオプション(追加料金)になっているので、NHK受信料を器にする場合はオプションを断れば大丈夫です。
もちろんApple CarPlayやAndroid Autoにも対応しているので、移動中の娯楽にも困ることはありません。
NHK受信料の条件の確認は直接NHKに電話することで解決することが出来ます。
自分にあった対策を講じて楽しいカーライフにしましょう^^