小話の話

2025年4月から車検が2ヶ月前から受けれるよ!その理由とメリットを解説!

shiningarrow3725@gmail.com

2025年4月から、車検の受検可能期間がこれまでの「1か月前」から「2か月前」まで拡大されます。

タイオン
タイオン

2ヶ月前から車検を受けれるってなにか意味があるの?
早く受検をしたらその分次の車検まで短くなるんじゃない?

てつじ
てつじ

意味はあるし、次の車検まで短くならないよ(笑
延長にはしっかりとした理由があるんだ!

この変更により、運転手は車検を受ける日の調整がしやすくなり、繁忙期の混雑を避けやすくなります。

本記事では、こちらの4本立てでお送ります。

① 車検の受験可能期間とは?
② 延長のメリットは?
③ 改正の踏み切った理由
④ 注意点

1. そもそも車検の受検可能期間とは?

車検(正式名称:自動車検査登録制度)は、車の安全性や環境基準を満たしているかを定期的に確認する制度です。

てつじ
てつじ

ちなみ車種区分(自家用車、貨物車、トラックなど)で車検の有効期限が違うよ。下を参考に

車検を受けるタイミングには「受検可能期間」が定められており、これまでは車検満了日の1か月前から受けられるルールでした。

しかし、2025年4月からはこの受検可能期間が2か月前まで拡大されます。

1-1. 変更点の詳細(2025年4月~)

【変更前】

  • 車検満了日の1か月前から受検可能

【変更後】(2025年4月~)

  • 車検満了日の2か月前から受検可能

たとえば、これまで3月15日が車検満了日だった場合、2月15日から受けられていました。しかし、新ルールでは1月15日から受検できるようになります。

てつじ
てつじ

⚠️注意:2025年4月1日以降に車検が切れると言っても、2ヶ月前に受検が出来るわけではないよ。
2025年4月に制度が変わるってことだからね。

2. 延長によるメリット

① 繁忙期の混雑を避けやすくなる

3月・9月などの車検が集中する時期でも、受検期間が2か月に広がることで予約の分散が可能になります。

これにより、整備工場の予約が取りやすくなり、希望する日時でスムーズに車検を受けられる可能性が高くなります。

計画的に車検を受けられる

これまでの「1か月前ルール」では、スケジュール調整が難しく、急いで車検を受けることもありました。

しかし、2か月前から受検できることで、余裕をもって計画を立てられるため、事前に必要な整備や点検を済ませやすくなります。

また期間が長いので金銭面に関しても調整しやすくなります。

③ 車検切れのリスクを低減できる

仕事や旅行など予期せぬトラブルで車検を後回しにしてしまうと、気づいたときには予約が取れず、車検切れになってしまうリスクがあります。

2か月前から受けられることで、「気づいたときには手遅れ」という状況を防ぎやすくなります。

てつじ
てつじ

車検可能期間が長くなることで計画的な予定を立てられるね!日程もお金も^^

2-2. 延長に踏み切った裏話

カーディーラーや民間の自動車整備工場に知り合いに話を聞くと、自動車整備士不足で点検整備や車検に手を回せなくっているみたいで大変みたいです。

それに「働き方改革」もあって。特にカーディーラーは残業も出来なく定時上がりになってしまい車検は溜まる一方になっているみたいです。

整備士不足で現場の車検問題を解消するために受検可能期間を伸ばしたって話もあるよ。

タイオン
タイオン

ディーラーの知人は「今の若い子は車を知らないで整備している」って嘆いてたね
ディーラーも新人教育に良い変化を持たせてて、昔ながらの考えのディーラーは新人離れが加速していくだろうね

てつじ
てつじ

確かに今のディーラーって「冷暖房完備」の作業場だよね

3. 注意点

車検満了日は変わらない

受検可能期間が延長されても、次回の車検満了日は従来通りのルールで決まるため、車検を早めに受けても次回車検が早まることはありません。

注意点

例:令和7年5月31日に車検が切れるので2ヶ月前の令和7年3月31日に車検を受けます。

次の車検は令和9年5月31日となります。

車検が長くなるので点検の計画を立てる必要があるかも

先程の例にそって説明すると、

令和7年3月31日に車検を受けた。

次の車検は令和9年5月31日に車検を受ける

次回までの車検が今まで24ヶ月のところ、最大で26ヶ月まで無点検になるので車を仕事で使っている人は注意が必要。

まとめ

2025年4月からの改正により、車検の受検可能期間が2か月前まで延長されます。

主に自動車整備士の人手不足によるカーディーラーや民間整備工の問題を取り除くために作られたと考えてもいいと思います。

もちろんドライバーにとっても利点があって、車検の繁忙期を回避して予約を取りやすくなるためスケジュールの自由度が向上し、車検切れもリスクも軽減されます。

また早めに車検を受けても車検が短くなることもありません

ただしタイミングによって次回の車検まで最大26ヶ月間無点検になってしまうので注意が必要です。

繁忙期の3月と9月に車検が切れる人は早めに車検を受けることによってスケジュールの調整も出来るし、なにより自動車整備士を助けることになります。

車検の受検可能期間が延長されたことで、車検を受ける以外の選択肢も考えやすくなり、自分に合った方法を検討するきっかけにもなるでしょう。

それでは素敵なカーライフを^^

てつじ
てつじ

カーディーラーは人手不足で本当に大変なんだ!
今回の記事をきっかけに車検が分散することを願っているよ

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